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離婚協議書の作成目的、離婚協議書の作成理由


2 離婚協議書は何のために作るの?

 口約束も約束です。文書にしておかなくても、契約は成立します。しかし、後々トラブルになったとき、相手が「そんな契約した覚えはない。」と言ったらどうでしょう?トラブルの解決と言えば裁判になりますが、裁判においては、あなたが相手が契約したことを証明しなければならないのです。さて、口約束での契約の事実をどうやって証明しましょう?

 また、契約自体には争いがなくても、具体的な契約内容、例えば、慰謝料や財産分与の額について2人の意見が食い違うことだって考えられますよね。

 そんなとき、ちゃんと契約書を作っておけば、少なくても相手は「そんなの知らない」とか、「慰謝料は100万円(5万円)じゃなくて5万円(100万円)だ」とは言えませんよね。裁判においても、契約の事実とその内容をちゃんと証明することができます。そもそも、ちゃんとした契約書を取り交わしておけば、ズルしてやろうとか誤魔化してやろうなんて思いませんね。つまり、、心理的な予防効果もあって、無用なトラブルを未然に防ぐことだって期待できるんです。これこそが、離婚協議書を作成する最大の理由です。

 また、夫婦間の贈与契約は、文書化されていないと、「書面によらない贈与」として、履行していない部分については、取り消されてしまう事だってありますから、その意味でもきちんと約束事を文書化をしておく効果はあるんです。

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